ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン
対象:12歳から16歳(小学6年生から高校1年相当)の女子
日本では小学校6年〜高校1年相当の女の子を対象に、子宮頸がんの原因となるHPVの感染を防ぐワクチン接種を提供しています。HPVの感染を防ぐことで、将来の子宮頸がんを予防できると期待されています。イギリス、オーストラリアなどでは女の子の約8割がワクチンを受けています。
■ヒトパピローマウイルス感染症とは
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性経験のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんを始め、膣がん、肛門がんなどのがんや尖圭コンジローマ等多くの病気の発生に関わっています。特に、近年若い女性の子宮頸がん罹患が増えています。
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HPVワクチンの効果HPVワクチンは、子宮頸がんを起こしやすいタイプであるHPV16型と18型の感染を防ぐことができます。そのことにより、子宮頸がんの原因の50~70%を防ぎます。海外や日本で行われた疫学調査では、HPVワクチンを導入することにより、子宮頸がんの前がん病変を予防する効果が示されています。 |
接種方法 | 合計3回の接種、通常は6ヶ月で完了(最短4ヶ月) |
費用 | 対象年齢の方は無料 |
接種ご希望の方は、三鷹市健康福祉部より接種券を申請した後、WEB予約もしくは当院まで電話予約(TEL 0422 30 9988)ください(ワクチン入手まで5~10日間を要します)。